声がれ|摂津市の千里丘やまもと耳鼻咽喉科 駅より徒歩4分
のどの病気による声の変化には、声の高さ・強さ・音質の異常などがありますが、このうちの“音質”の異常を嗄声（させい）と言います。
嗄声は耳で聞いた時に、ガラガラした感じの声、かすれた声、弱々しい声、力んだ声などに分類され、風邪を引いた時や声を使い過ぎた際によく見られます。
大半はノドが荒れている炎症性のものです。
ただ、ポリープがある場合や、喉頭がんなどの悪性疾患、甲状腺腫瘍などが原因の場合もあります。
原因を知ることが大切ですので、まずは耳鼻咽喉科の診察を受けるようにしましょう。
喉頭電子スコープを使って実際に発声しているタイミングで声帯を診て診断します。
重篤な疾患が原因の場合は、治療可能な総合病院を紹介します。
それ以外のノドの荒れによる声がれの場合は、院内にてノドの処置、ネブライザーによる吸入とお薬の処方を行い治療していきます。
喫煙はのどの炎症に関係があると言われていますし、喫煙者が喉頭がんになる確率はタバコを吸わない方と比べて約20倍も高くなるという報告もあります。喫煙者でノドが荒れやすい自覚症状がある方は、禁煙の検討をおすすめします。
