千里丘やまもと耳鼻咽喉科では、耳鼻咽喉科用のCTを導入しています。
通常のレントゲン検査(単純X線検査)とCT検査では、画像から得られる情報が大きく違い、CT検査ではより精度の高い診断が可能になります。
さらに当院で使用するCTは一般の総合病院にあるものとは違い、副鼻腔などの撮影に特化してつくられたものです。
通常であればCTの撮影は横になった状態で撮影しますが、当院のCTは座ったままでの撮影が可能です。
当院で導入しているCTはコーンビームCTと呼ばれるもので、一般病院などにあるヘリカルCTと比べて被ばく線量が極端に低いと言われており、およそ10分の1以下です。
また、費用に関してもヘリカルCTとコーンビームCTとでは、保険点数が異なるため、通常の病院で受けるCT検査よりも安い費用で受けることができます。
コーンビームCTでは、鼻・副鼻腔や耳の病気の診断について高い精度での診断が可能です。
また、撮影は短時間のため検査を受ける方の負担を減らし3Dでより詳しく副鼻腔などの立体構造を見て診断することができます。
そのため、副鼻腔炎や鼻骨や顔面骨の骨折、さらには伝音性難聴の疾患についても診断の精度を上げることができます。
※鼻骨骨折・顔面骨骨折については当院で手術は行っていないため、近隣の病院へご紹介いたします。
下記のような方はCT撮影を行うことをおすすめします。